こんにちは。きれい好きになりたい片づけが苦手なアラサー女子サヤカです。
今回は「座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋」の紹介と感想・実際に実践をしたことをお伝えしてきたいと思います。
「座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋」について
2017年11月WAVE出版から発売されました。
著者:伊藤勇司さんについて
引っ越し業界で働く傍ら、心理学を学んでいたところ部屋と心との関係性に気づき、心理面からの片付けの悩みを解決する方法を習得されて空間心理カウンセラーとして活動されています。
この作品について
お金にフォーカスをした片づけ本でお金が貯まる部屋、お金が貯まらない部屋というテーマで実話をもとにした物語です。
お金が貯まる=座敷わらし、お金が貯まらない=貧乏神として、座敷わらしが住み着く家や部屋にしていこうという内容で、読みながら座敷わらし思考(お金が貯まる思考)にもなっていくという作品でもあります。
また、物語のあとに著者の伊藤勇司さんの解説がセットになっているので、ただ物語を読んで面白いな、というところで終わるのではなく、心理面から「どういう状況なのか」も分かるようになっていることが特徴です。
サヤカの個人的な感想
数回読み返しをしているのですが、なかなか自分のなかに内容が入ってこなかった作品です。
少し、思うところがあったので、今回読み返してみました。
部屋の状態で自分とモノの関係がどのようになっているかというところをしっかりとみていくことがポイントで、それと同時に片づけを通して改善をしていくことでお金や人間関係、人生を好転させていくことになっていることなのかなと感じました。
今回、「片づける」という行動以外にも『視覚』や『嗅覚』など誰もが持っている五感も幸せを感じることに繋がっていることが驚きでした。
なかでも『嗅覚』は意外なところで片づけや幸せを感じる香りについては興味がわきました。
また、この作品で面白いと感じたことは一般的に考えたら「お金が貯まること(座敷わらし思考)」を紹介していくと思うのですが、こちらは逆で『お金が貯まらない理由(ビンボー思考)』を始めに紹介していくところが逆転の発想で面白いと思いました。
心理カウンセラーさんだからこそのアプローチだな、と思いつつ、あえてビンボー思考を前面に出すことで現状を認めることにもつながっていくのかな、とも思いました。
サヤカが実践してみたこと
第1章の「貧乏神先生、あらわる」のなかから下記の2つを実践してみました。
・視覚的に不幸に感じる場所を見つける、感じる
まず、自分がその状況に慣れてしまっている、その状況の中にいることを認めることにしました。
そのうえで「ここ、嫌だな」と思うところを片づけ。
・嗅覚的に不幸に感じる状況
感想でも触れたように嗅覚でも幸せや不幸を感じることを知ったので、実験的に実践してみました。
あまりアロマなどを使用する習慣がないので、少し抵抗はありましたが、日常で「心地良いな」と思うようなお店や空間はアロマなどの香りを活用しているな、と思ったので、妙な納得感を覚えました。
以前、購入してそのままになっていたブレンドアロマをディフューザーに垂らして香りがある空間を作ってみました。
今回の実践は実際に行動をする片づけからは少し外れてしまいましたが、五感を使ったり、環境を整えるところからの片づけも体感する良い時間でした。
五感という部分では実感がなかなか伴わない部分ですが、うまく自分の状態に合わせて取り入れたいと思いました。
こんな方におすすめ!
・お金が貯まる部屋と貯まらない部屋の特徴を知りたい方
・座敷わらし思考を取り入れて、座敷わらしが住み着く家や部屋にしたい方
・五感や環境を整えるところから片づけを実践してみたい方
まとめ
- 「座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋」について
- 著者:伊藤勇司さんについて
- この作品について
- サヤカの個人的な感想
- サヤカが実践してみたこと
- こんな方におすすめ!
- まとめ
いかがでしょうか。
片づけは実践のみ!と思われている方も多いかと思います。
行き詰った時などに少し視点を変えて片づけができたら、いいのかな、とも思いました。